当院の授乳相談

赤ちゃんを母乳で育てることは、お母さんと赤ちゃんにとって大切な共同作業であり、その大切さは科学的根拠をもって少しずつ実証されてきています。
しかし、授乳そのものが産後のお母さんの不安や悩みの原因になることは少なくありません。粉ミルクとの混合栄養においても、赤ちゃんに必要な粉ミルクの補足量を慎重に決めていくことで、母乳育児を長く続けることができると考えています。
ひとりでも多くのお母さんと赤ちゃんに笑顔で楽しく授乳をしていただきたいと考え、小児科クリニックの中で授乳相談室を運営しています。保険診療を基本とし、藤沢市はもとより近隣の市区町村からもご利用いただいています。


私たちが考える授乳支援

 

それぞれの「授乳」があります
授乳とくに母乳育児は、ひとつの正解があるわけではありません。10組のお母さんと赤ちゃんがいれば10通りの母乳育児があります。私たちはお母さんとのコミュニケーションを大切にして、それぞれのお母さんと赤ちゃんに合った授乳の方法を一緒に考えていきます。お母さんご自身が、いくつかの選択肢の中から自分に合った母乳育児を実践できるようにお手伝いします。

 

科学的根拠に基づいた母乳育児支援を行います
私たちの相談室は、助産師と小児科医がチームとなって支援にあたります。
支援にあたる助産師は、国際認定ラクテーションコンサルタントの資格を持つ助産師です。相談室では、母乳育児に関する正確な(科学的根拠に基づいた)情報をお伝えし、お母さんだけでなく赤ちゃんの健康状態も一緒に確認させていただきます。

 

「完全母乳育児だけが母乳育児ではない」と考えます
「赤ちゃんに母乳以外与えてはならない」というような支援も実際に存在しますが、私たちは、医学的に必要と判断される場合(赤ちゃんの体重が増えず、発育発達に影響を及ぼす可能性があるなど)には、粉ミルクの補足をお勧めすることもあります。混合栄養でも母乳を長く続けることに意味があると考えています。

 

妊婦さんにも母乳育児についての情報を得られる機会を設けています
妊婦さんが出産前に母乳育児についての正確な情報を知っておくことは、産後スムーズに母乳育児を行うために大切なことだと考えています。そのために、定期的にベビークラスを開催し、助産師と一緒に母乳育児についての知識や考えを深めていただく機会を設けています。ベビークラスは予約制で参加費なしです。開催日については、ベビークラスのページでご覧いただけます。


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国際認定ラクテーションコンサルタント(IBCLC)とは?
IBCLCは、母乳育児を成功させるために必要な技術・知識・心構えを持つ、母乳育児支援の専門家です。2014年末で世界101ヶ国に27.450人以上、国内では949人のIBCLCが母乳育児支援の現場で活躍しています。
詳しくは日本ラクテーション・コンサルタント協会ホームページへ